2008.01.04

冬季バス釣りの傾向と対策①

傾向と対策を分かる範囲でまとめてみたい

あくまでも、千葉県のダム、野池など山間で水深がある釣り場に限っての話

一般的ではないことをご了承の上、チェックしていただきたい

①釣り場                                                この時期は魚の付き場を知らないと話にならない。という事は、基本的な釣り場情報を持っていなければ厳しい事この上ない。この時期に魚を釣りたいなら、まずはハイシーズンにしっかり釣り込んで釣り場経験値を上げるしかない。人に聞いても、ある程度までしか分からない。釣れても釣れなくても、まずは釣り場に通って欲しい。自分の経験以上に信頼できるものは無いだろう。絶対チェックして欲しいのは、地形変化。シャロー、岩盤、チャネル、水深、障害物・・・。有料のガイド以外は、普通おいしいポイントは教えてくれない。自分で探すべし。早くて1シーズン、普通なら3シーズンは掛かるだろう。そこまでして、冬に釣りに行く?考え方次第と思う。

②日和                                                 何故か、私の釣行日は穏やか。人間的には、穏やかであればこの上ない。私は、天気のプロではない。ハイシーズンよりも冬の方が安定した天候なのかどうかが分からない。釣り人的経験の観点から考えてみたい。天気の周期を次のように考えてみよう。安定>崩れる>雨・雪>回復>安定。バス釣りに関しては、どの季節も「崩れる」がいいようだ。続いて「雨・雪」、「安定」、回復の順となる。気圧が下がる状況はトップウォーターレンジで魚を釣り易いと考えられる。

気圧が下がる>水面を押す気圧が下がる>水中の圧力も下がる>バスは水面でも捕食しやすくなる>トップウォータールアーに反応する

そんなに単純ではないだろうが、簡単にはこのように考えられる。

天候変化>生活環境危機の可能性あり>食いだめ

この様な考え方もあるだろう。はっきりした答えは無い。バスの意思を聞いてみたいところだ。「釣れる」という実績の累積意外に信じられるものは無い。つまり、天候的経験値の累積がものを言う。雨・雪は体が厳しいが、釣り自体は問題ない。無理な状況のみ避ければいい。最も厳しいのは「回復」。北風が吹き込み、荒れ模様となる。釣り人の気持ちが一番萎える状況。選べるのであれば避けたい状況。でも、釣り人の事情と釣り易いと思われる天候は簡単には一致しない。運次第。それでも釣りに行く。この気持ちで行き続けるからこそ、一発が嬉しい。変態と言えば変態かも。

③スタイル                                               どの様に釣るか?という話。ボート、カヤック、フロート、陸っぱりの順と考えられる。何せ寒い。水上に浮くなら、なるべく寒くない方が良い。私達のスタイルはジョンボート。水に浮いているのにあの寒さ。重装備で挑んでいる。直接水に接触しないにしても、カヤックも十分な準備で望んで欲しい。現段階の平均水温は朝で8度前後、平均気温はマイナス3度。フロートは・・・、できればやめた方が無難。本当に危険だと思う。陸っぱりでアプローチできるポイントで魚が釣れるのであれば、それも良し。しかし、私の知る限り、殆ど存在しないと思われる。コンロや暖かい食事、飲み物で暖をとりながら楽しんではいかがだろうか。

④装備

冬山での装備に近い。なるべく暖かく、軽い方がいい。参考になるかどうか分からないが、私の装備はこの様な感じ。

トップ 下から                                             キャプリーン・シルクウェイト、キャプリーン・ミッドウェイト、R2ジャケット、ダウンベスト、ダスパーカ(全てパタゴニア)

ボトム 下から                                            キャプリーン・シルクウェイト、キャプリーン・ミッドウェイト、R1パンツ、ゴアテックスレインボトム(全てパタゴニア)

頭はニット、フリース素材のワッチキャップなど。耳まで隠れる物が良い。靴下は出来れば給水発散性の高いものと保温性の高いものを組み合わせて欲しい。汗は湿気。蒸気が気化すれば結露する。その水分が冷え、寒さとなる。手袋は好み。私は速乾性を考慮してフリース製を選んでいる。そして、ブーツに気を使って欲しい。ボート底は氷のように冷たい。軽装ではかなりつらい。冬用のニーブーツかアウトドア用のウィンターブーツを準備したい。極寒期のトラウトやスズキ釣り用に揃えた装備が役になっている。一気に揃えるにはかなり高額。順番に揃えたい。

今日はここまで

また機会がある時に書いてみたい

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2007.06.29

「トップウォーターの集い」というイベントの原点はここにあるのかもしれない

昨年、何かに使えればと思って書いていた原稿を発見した

「集い」というイベントの原点はココに集約されている気がしたので、記事として掲載する事にした

表題を見て、トップウォータースタイルのコラムにして欲しいとエバトさんにお願いしていたことを思い出した

さてさて、皆さんはどの様に感じるか?

御意見がありましたら、コメントに入れてください

TPスタイル コラム ボート釣り

幼年期から30代半ばまでバス釣りに飽きた事がない

陸っぱりに始まり、フロート、レンタルボート、マイカヌーなど釣り方はその時々の趣向に合わせて選択してきた

トップウォーターバス釣りがまだマイナーだった頃は、釣り場を知っていて、陸っぱり以外の手段さえ持っていれば、誰でもパラダイス感覚を味わえた時期が関東にも存在した

今から10年ほど前の話

しかし、時は釣り場事情を変えていく

バス釣りの楽しみ方のひとつとして、トップウォーターレンジでのバスゲームがピックアップされてから、オープンな釣り場でのゲームが成立しにくい事が分かると、どうしてもマイナー釣り場へと人は流れた

野池、野ダム、小規模河川などローカル色が強い釣り場が多い

公表できない釣り場が多すぎる

釣りは出来たとしても、グレーな釣り場が多い事も、気持ちがなえていく原因のひとつだ

あまりにも、釣り人が増加した釣り場でのトラブルを聞くようになると、気持ちはどんどん離れていく

遊びでのトラブルはナンセンス

自然と足は遠のいていった

結果として、釣場の名前を人に伝えることの出来るオープンな釣り場でのゲームをするしか無くなっている

他の人に釣場の名前が言える釣り場で釣ると言う制限が出てきた

以前は、沢山釣ったことに重きを置いていた

釣れないよりは釣れたほうが良いに決まっている

釣りあげる為の技術が乏しかった頃は、釣場のポテンシャルに頼ったゲームしか出来なかった

何となく秘密っぽい釣り場じゃないと釣れない気がしていたが、タックルとタクティクスの充実とバス釣りの総合的な判断レベルの向上はオープンな釣り場での釣果を導いてくれる結果となる事に気付かせてくれた

どの釣り場に行っても、状況を読む観察力が重要 釣果という意味で差が出てくるのはそこに尽きる

人のプレッシャーは確かに存在する

そのプレッシャーさえ跳ね除けて、トップウォーターレンジでのバイトを誘発する事が可能なルアーやバイト後のキャッチ率を向上させるサイズ展開が可能になってきた

ハード、ソフト、そして自分の意識レベル全てが「釣れた」という結果に近づけるようにしてくれた

だから、私はどんな釣り場に行っても、その釣場の最高のポテンシャルに近い結果が出せれば満足できるようになった

そんなにあくせくしなくてもいい気がする

以前は鼻で笑っていた「1匹の価値」を身をもって体感せざるを得ない状況になっているのだ

今年の釣果を振り返ると大満足ではないが、不満ではない

理由は釣れているかに他ならないが、他にも理由はある

ここ近年、様々な人々と繋がることが多くなった

色々なタイプの釣り方を提案している人々と釣りに行く機会も格段に増えた

色々な手法で釣りをするわけだが、ボートに同船したりする事が多くなった

レンタルボート、ジョンボート、カヌーどれに乗っても楽しい

同じ機動力を持つカヤックもその選択肢の一つと言えるだろう

機動力を活用して、オープンな釣り場で活性の高い魚を効率よく探していく釣りスタイルに興味が沸いてきた

前に乗っても後ろに乗っても面白い

操船をお願いして、釣りに集中するもよし、船頭に徹して、ガイドするも面白い

自分と同じレベル以上の同船者なら、何をしても吸収するべき内容が有るだろう

いまは、その位釣りに対して気持ちの余裕がある

自分の知らない釣り方やアプローチ、タックルチェックなど一人で釣りをするスタイルのフロート、カヤックでは味わえない

人の釣りをまじまじと観察する機会など早々無い

自分の釣り方以外の引き出しを簡単に開けさせてくれる可能性が高い

色々なタックルを持っていけることも嬉しい

釣り場環境は現場に行くまで分からない

当りルアーが分かったとしても、最適なタックルを持っていっていなければ、持っていても意味が無い

ある程度はタックルの共有は出来るが、その選択肢の幅は広いに越した事はない

そして、新しい出会いを産み出す可能性が高い

いい大人になってから、新しい友達は出来ないものだ

最近の若い釣り人は知らない人同士、相乗りしてその輪を広げている

彼らは「セッション」と表現している

面白い

2,3人の釣り友達でまとまりやすいのが今までの傾向

ある程度の期間をこなすと、その仲間の手の内を知りすぎてしまい、なぜか刺激が少なくなったと感じるようだ

その様な釣り人同士が、見知らぬ人と同船し、同じ楽しみ方を共有する

釣り方が違うと、初めは戸惑ってしまうかもしれない

しかし、その壁を乗り越えられれば、一気に感動を共有できる友へと進化する

個性的な人格の持ち主が多いこの釣りにおいて、普通は打ち解ける事は無いだろう

みんなもういい大人だ

気持ちをオープンに保ちたい

誰が上手くてもいい・・・

誰が下手でも良い・・・

私たちの釣りは人と競う事から離れている

私たちの相手はブラックバスという魚とその魚を取り巻く自然環境である

基本的には個人の楽しみの範囲を超えることは無いが、たまには誰かとチームを組み、相対するのも面白い

様々なアプローチが展開されるだろう

その中から、その日の最善策を二人で見出せたら、楽しいのではないだろうか

釣果に固執した20代を全力で釣りぬいてきた

30代に入り、体力と気力の衰えを感じずにはいられない

どの様なボートでも構わない

道具の能力を活かして、釣りをしたくなってきた

簡単に言ってしまえばスローフィッシングということになる

何かゆったり、そしてしっかりと釣りに向かいたいと思うようになったのだが、何か欲張りのような気がしてならない

町田サンスイ 渡部徹也

今、読み返すと格好付けすぎかなとも思う

もし、共鳴してくれる方がいるのなら、一歩踏み出して、イベントに参加して欲しい

新しい釣りの友達が出来るかもしれない

集いの参加申込詳細はコチラから

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2007.05.10

たまには語っちゃいますか

明日はスタッフの都合でローテーションが変わり休み

最近忙しく、商品・釣果の情報ばかりで釣りのことを殆ど書いていなかった

別に人から言われて感化されるモノでもないという気もするが、読まれている方の中には参考になる方もいるかもしれないと思うので書いてみたい

テーマは「虫パターン」

今となってはごくごく当たり前のパターンとして認識されているが、つい数年前までは知る人ぞ知るというパターンだった

何故か、周りが騒ぎ始めると関心が薄くなる質なのか、消化・納得してしまったのか、人に伝える手段も無く、自分の中に封印していた

最近、ガウラクラフト・ケムシリーズの圧倒的釣果おかげで「釣れるルアー」、「釣れるパターン」として多くの方に認知されたこのルアーサイズ

「何故に釣れるのか・・・」そこには明確な理由があるのだが、特にその確信に触れたトップウォーターの記事は殆ど見たことが無い

自称「バグブラザーズ」を名乗っていたことがある私なりの論理を簡単にまとめてみたい

まず、虫パターンに目覚めた経験から・・・

①ズイール・テル氏との釣行でチマチマにケチョンケチョンにやられた

私のガイドする野池でのフロート釣り

明らかに私の有利な条件で釣りが展開されていく状況だが、実際はそうは行かなかった

私はいつも通り釣り進んでいく

ここぞと思うポイントから、予想通りのバスの反応 比較的イージーに釣り上げる

半周回った所でテル氏と合流

釣果を聞くと「爆釣!いくらでも釣れる!」 そこまでか・・・と正直思った

しかし、釣果で膨らます事が無いテル氏の釣果に嘘は無い

正直あせった 

私も釣っていたが、テル氏ほどは釣っていない

テル氏が使っていたのはチマチマアンカニーとチマチマリスク

若かった私は「ずるい・・・ 反則・・・ あれなら釣れるよ・・・」などと浅はかな考え

さすがに私の流した後では大して釣れまいと思っていたのだが・・・ これが間違い

一通り流した後のポイントから、バンバン釣り上げる

勿論、技術的な差もあったかもしれないが、やはり大きな相違点はルアーのサイズ

ルアーが小さいからと言って、小さい魚しか釣れないというわけではない

魚のサイズを問わず、バンバン釣れる これぞ真のパターンのひとつであると確信した

スピニングやスピンキャストでしか扱えないサイズなので、一般的なトップウォーター釣り人には抵抗があるかもしれない

実際にスピニングでプラグを正確にキャストする事は難しい

フリーな状態で高速放出されるラインをサミングする事はとっても難しいのだ

ルアーサイズが小さいことが釣れる理由のように思われがちだが、実はそれだけではないし、本当はそこに大きなポイントがあるとこを知っていて欲しい

トップウォーターのルアーはアトラクターとしての要素を大きく求められる

サイズに関係なく求められる

しかし、この釣りにおいては何か普通のトップウォータールアーとは違う何かを演出できている気がしてならない

よりベイト(餌)に近いナチュラルな「何か」演出できているに違いない

この「何か」とは、この段階ではっきりとは分かっていなかった

②バスバグにケチョンケチョンにやられた+デカダンスで打ち負かした

約10年前、私にフロート教えてくれた釣り人はフライマンだった

店で何となく話していたフライマンの言葉に胸がときめいた

「誰もいなくて、トップで釣り放題」 そんな釣り場があるわけないと思うのが普通

まだアクアラインが開通していない時代

横浜から千葉のKダムまでは4~5時間を要する

私は興味深々でフロートを即購入 同行させてもらった

今まで釣った事が無いルアーでバシバシ釣れた

私は十分満足したのだが、なんとそのフライマンは私の倍以上釣っている

フライでそこまで釣れると思っていなかった私は翌週フライタックルを即購入

こうなったら止まらない

納得が行くまで、毎週通った

最終的には技術に差があり、アプローチの面で太刀打ちできなかったため打ち負かす事は一回も無かった

バスが虫を食っているのは身にしみて分かった

そして、ルアーでは表現しきれない疑似餌の世界が存在することを目の当たりにした

フライをずるいとも思わなくなったし、釣るための有効なアプローチであると認識した

でも悔しい・・・

私はルアーマン

フライを打ち負かすルアーは無いかと考えた

そんな時に出会ったのがクワイエットファンクのデカダンストーイ

色は黒 

当時はセミをイメージしたダーク系の色を好んで使っていた

立ち上がりを良くしたかったので、何となくロッドを立て、ラインを水面に着けないようにして巻くと効果的であることに気付いた

その動きは他のルアーでは表現できないほど細かくアクションしている

トップのルアーでピッチについて表現する事など一切無かった時代

超ハイピッチで素面を刻むそのアクションに魚は狂ったように反応した

今でこそ、誰もが知っているTダムでその効果は絶大だった

梅雨明けから盛夏に掛けてはフライの独壇場だったが、その独壇場に唯一食い込めたのがデカダンストーイの黒のシェイキングだった

そこからの流れでタイニークレイジークローラーに行くのはとても自然な流れであった

この時、トリックトラウト・シケーダーは存在していない

この積み重ねで多くの事を学んだ私達は、皆で結果を寄せ合わせて、ある論理にたどり着く事になった

まあ、ここまでが昔話

結果だけまとめるとバスの食性に鍵がある事は容易に想像がつく

特に千葉のダム、野池の様にベイト(餌)が魚ではなく、虫(特にセミ)の場合、顕著にこのルアーサイズは有効と考えられる

元々、魚を餌にする事が少ない環境で育ったバスは生命維持のために虫を捕食するしかない

永遠にそこに生き続けなければ行けないバスには、「虫=エサ」という情報がDNAに刻み込まれているのではないかと思うのだ

流水域で全然虫パターンが効かないのと同じように生活環境特性みたいなものがあるのではないだろうか

その様なバスを相手にする場合、虫のような見た目の疑似餌に反応しやすいのは当たり前

では、どのような見た目に反応しやすいか・・・

大きいよりは小さいシェイプ、細長いよりは丸っこいシェイプと言える

水面に落ちた虫類に自由度は無い

もがけばもがくほど、水面をばたつかせ、自分の存在をバスに知らしめている

その様な虫はどちらかと言うと、円形に近い形で水面に落ちているのではないだろうか

その様な虫が発生する波紋は、殆ど円形

多分バスはこの波紋にも反応しているはずだ

丸っこいルアーはスケート、スライドのアクションは演出しにくい

経常的に当然なのだが、以外に知らない人も多い

ロッドアクションによってラインから伝わった力は、ボディーを回転方向させる力として伝わる

ゆえにピンポイントでのターンに適している

バスポンドのエキスパートなどが正にそのアクションを象徴している

その見た目とアクションが備わり、サイズまで実際の無視に近ければ、文句無しでバスの食性に訴えかけるであろう

そこで更に一歩踏み込んで考えてみたい

いくら小さくてもルアーはルアー ルアーは動かしてなんぼという感覚がある

当然だ

でもフライは何故釣れるのか・・・

ルアーより明らかに釣れる場合がある

ルアーには無いバスの食性に直接訴えかける何かがフライにはあるはずで

例えば素材

フライの場合は自然界に実際に存在する素材で製作する場合が殆ど

バスから見ると、その見た目は明らかにルアーよりナチュラル

より自然に見えるはずだ

ポッパーのように使う場合は別として、フライの場合は殆どの場合ステイの状態で釣る

動かしたとしても細かく揺らすくらいにシェイクする程度

その方が明らかに釣れるのだ

どの様な動きがバスの食性に訴えかけているのかを考えた場合、マテリアルやラバーレッグが動かしているであろう微細な水面の揺らぎに反応していると考えられる

実際に水面に落ちた虫の動きは羽をばたつかせるか、足でもがくくらい

その足で動かしている水面の動きはあまりにも小さな変化でしかなく、なかなかルアーのアクションでは表現しにくい

そこで、はまってしまうのがフライなのであろう

しかし、フライタックルは何となく敷居が高い感がある

キャスティングを覚えてまで釣りに使いたいと思う人が少ない 

というかいない

故に、競争相手もいなく、食性に訴えかけるので、フライは強いのだ

ここまでの話をまとめると、虫の情報がDNAに刻まれている小さいシェイプ微細な誘いの3点が揃ったときに最大の爆発力を発揮する事は分かった

後はどのように応用するだけ

スピニングでジャストのルアーを使うも良し・・・

デカダンストーイのように大きい見た目でありながら、微細な誘いが演出可能なルアーで虫アクションを演出するも良し・・・(私たちはこれをバグアクションと呼んでいた)

フライタックルで死ぬほど虫パターンを堪能するも良し・・・(バグパターンと呼んでいた)

昨年はドリラータイフーンを皮切りに14g前後のルアーでの釣果に多くの方がサイズの開放を感じたのではないだろうか

ほぼ同時進行で進んでいた、ケムシリーズでの暴力的釣果が認知されたのは昨年夏

今年はこのサイズの開放が間違いなく起こるだろう

釣り人は釣りの現場での結果にとても弱い

使う事に抵抗が無くなった時、釣り人は楽になる

釣りとは、必要以上に無理をして、楽しむ類のものではない

釣りたいと思えば、その時に最も釣りやすいと思われる方法で釣ればいいだけである

他人の目など関係ない

そして、他人の釣り方も否定すべきではない

釣りは自己満足度をどのように満たすかで楽しむべき

ケムシリーズは多くの釣り人が知っているガウラクラフトの提案であり、釣り人が多い千葉の釣り場で実力を見せつけているので、とても早いスピードで認知されたのかもしれない

ラバーレッグでのシェイキングが効果的である事を分かっていても、ルアーで表現する事など考えも付かなかった

そこはガウラの気付き勝ちであり、オリジナリティーと言える

別にケムに限らなくても良い

ズイールでも、管釣りルアーでも良い 可能性はいくらでもある

ハイシーズンを迎えるこれからの時期に是非試して欲しい

これ以外の内容は次号トップ堂の中で少しお話させていただいた

記事に影響ない範囲で書かせていただいたつもりである

雑誌の内容も是非チェックして欲しい

別にガウラクラフトやトップ堂の宣伝ではないので、誤解の無いように

パターンを確立し、実証し、表現できているのは、今のガウラクラフトだけである

ある釣り友人は「釣りはタックルが充実するとパターンからシステムへと進化する」と言っていた

正に今期がその時なのか・・・

試すのも実証するのもあなたである

色々試されたらまたその結果を教えて欲しい

その情報がまた新たなパターンやシステムを産み出す可能性を十分に秘めているからである

長々とお付き合い頂きありがとうございました

連載がなくなった分、たまには何かしっかりとした文章を書かないと気が済まない体質になっているのこも知れない

また、気が向いたら書いてみたい

その時はまた適当にお付き合いください 宜しくお願いします

サンスイ渡部

画面に載せるとすごい長い!!!

ここまで読んでくれるかな? 気の長い方はどうぞですな・・・

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2007.02.06

たまらない

私はこういう色に目が無いんです

特別視しているわけでは無いので、誤解のないように

他のルアーでもお願いします

http://gaullacraft.at.webry.info/200702/article_3.html

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2007.01.25

ばらしたくない・・・

昨年とても印象的だったばらしのの瞬間 松井さんに撮ってもらった

残念で仕方が無い

ほぼバイトの無い中、やっと出した魚なのにばらしてしまった

フロートやカッヤクと違い、ボートの場合自分たちの方が重いので自由度が少ない

特にカメラを構えられると、取り込む時にばらす癖が付いてしまった(と思い込んでいる)

そうなると、何だか怖くて仕方が無い

何か確実に取り込む方法を取り入れたい

魚を大切に扱いたいと思う気持ちは私にもある

エリアトラウトと同じレベルで扱う事が必要だろうか・・・

その辺りの考え方は人それぞれということにして、私はボート釣りにランディングネットを使うことにした

サンスイには様々なタイプのネットがある

自分で持っているネットと店にあるネットを使い比べてみた

ネットの部分は大きいほうが良い

50クラスを普通に狙っているので、入れるのに苦労するような大きさでは意味が無い

写真のネットは、大型トラウトやサーモン対応のもの

柄の長さは短い方が良い

取り込み自体は釣りの時間の中でほんの一瞬

そのとき以外は邪魔にならない方が良い

サクラマスに使うようなタイプと思っていただければ分かりやすいかも

ネットの種類も沢山ある 簡単に説明しよう

上から

リリースネット 魚を傷めない メが細かすぎてフックが絡む 軽い

ラバーネット 魚を傷めない フックは絡まない 重すぎる

タングルフリーネット 上の二つに比べるとごわごわしているが、コーティングしてあるので手編みより魚のヌルが取れない フックは絡まない 重くない

手編み 最も軽い 格好良い でもフックは絡みやすい

ざっとこんな感じだが、トータルの性能を考えると・・・

大きめのネット、短い柄、タングルフリーネットとなる 

実際の製品はスミスで取り扱っているフラビルネット・3628が最も適している

わざわざ、バス用にネットを開発するところは無いだろう

もしこれから購入を考えている方がいらっしゃれば参考にしていただきたい

ちなみに先程のネットは税込5880円 

決して高くはないと思う

記憶に残るバスを手にしたい私はこれからもネットを使うだろう

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2007.01.19

ペンシルベイト

私は懐古主義ではないので、写真のルアーが絶対と言うとつもりはない

バス釣りが好きで、アルバイトからこの仕事を始めた

色々なお客様と釣りに行くのが楽しくて仕方がない

トップウォーターの釣りはその中でも、最も気持ちが乗る釣りだった

まだ、今のように選択肢がない時代

道楽、ヒヨコ、バスポンドすら存在しない

ルアーの選択肢は少ない

バルサ50の顔が好きで仕方がなかった

ズイールは知っているけど、売っていなかった

カテゴリーも選べない

今のようにノイジーやスイッシャーは開発されていない

使うルアーはペンシルかポッパー

ビックバドは芦ノ湖の朝マズメで釣れることを教えてもらっていたので、かなり早い段階で釣れるという認識を持っていたが、昼間にノイジーで釣れると思っていなかった

必然的にペンシルベイトの使用率が高かまる

ザラスプークが釣れることは分かっていたが、なぜか心の底から好きにはなれなかった

バルサ50の目玉にやられていた私はビックラッシュスケーターを多用する

イメージでは、「スーッ、スーッ」とスケートさせたいところだが、なかなか思うようには行かない

若かりし私は、タックルバランスを理解していないし、釣れる「間」を知らない

それでも、バスを釣りたい私はジュニアサイズを選んだ

飛距離こそ思うようには出せないが、クイックな動きなら容易に演出できる

操作できる自分に酔う

気持ちが乗れば、魚は釣れる

経験値の積み重ねが釣りをレベルアップさせた

今思うと、未熟な釣り人であったが、何か満足感があったように思う

もしかしたら、それは操作感の充実かも知れない

現在は効果的と判断した時は棒引きルアーを多用する

そして、そのルアーだけではバイトを誘発させる事が出来ない魚が多いことも良く理解している

デカダンスもガンディーニもドリラーもない時代・・・、ペンシルで釣るしかない時代・・・

私の釣り欲は、操作感を満たすペンシルベイトで満たされていた

ペンシルベイトは難しい・・・、ペンシルベイトは釣れない・・・

最近、良く耳にする

使い方、使う時を見極められれば普通に釣れる

今は操作しやすく、良く動くペンシルが多い

自分のタックルにマッチするルアーを選んで、今シーズン使い倒してはどうだろう

今までとは、少し違った視線で釣りが出来るようになるかもしれない

他の人にはヒットさせることが出来ない魚こそ、満足度の高い魚なのではないだろうか

一応紹介しておきたい 手前から

ズイール・Bチマテラー35 ベイトで使う最小サイズ 簡単操作 (現行)

ズイール・テラー3/8oz 私にペンシルの基本を教えてくれたルアー (現行)

ザウルス・ファンキーモンク 大型ペンシルの傑作 人気はないが実績十分 (廃盤)

ザウルス・ビックラッシュスケーターJr スケートアクションで始めて釣れた (廃盤)

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2007.01.17

クワイエットファンク・久保田さんに聞いてみた

最近、お客様から良く聞かれる質問をクワイエットファンクの久保田さんに聞いてみた

参考になるかな?

黒・・・渡部 緑・・・久保田さん

《1・1》

ロングプロップ、ミディアムプロップは実釣で効果的であると言うお客様が多い

何故、LP、MPを作ろうと考えたのか?

実釣においてプロペラの存在感が大きいものの必要性を感じたから

《1・2》

その効果は?ノーマルと比べた場合にどの様な差があるのか?

●メリット

ジャークした際のプロップ音のアピール力=大

タダ巻きでも使える

首を振らすことも出来る

●デメリット

構造上、トリプルフックが使えない(テールフック)

首振りにシャープさが欠ける

《2・1》

DLカラーについて

殆どの方が意味を理解していない 教えていただけませんか?

DLとは何の省略?

dull(ダル)・・・にぶく、くすんだ感じ

《2・2》

彩度を落とした色調と書いてあったが、落とす事でシビアな状況に対応するのか?

私の考え方では、スローかつポーズの多い誘い可の場合は、バスにルアーを見られいることが多い

その様な時は、自然に馴染む色にする事で、バイトに持ち込むことが出来る事がある

例えば魚の色、虫の色、自然界全ての色など

同じ様な考え方なのでしょうか?

まさにそのとおりです

特に季節や水の色に応じた色を使うことによって、魚の反応が違うことを経験則として得ました

そのことを具現化したひとつの考えです

《2・3》

何故○○ヘッドの組合せだけなのか?

ヘッドパターンは異なるカラーの端的な組み合わせです

ヘッドとボディ、どちらかのカラーが強調されるのです

魚から見た場合、一部分だけが目立ち実寸よりも小さく写る

そのことがタフコンディションにおいて有効であるという持論からです

《3・1》

トリトンパルエース、ピコピロパルは重さこそ5/8だが以前と比べればかなり小ぶりに感じる

実に私向きのサイズだが、QFとして、サイズは小さくなる傾向にあるのか?

トリトンパルエース、ピコピロパル等のルックス的ボディサイズは 1/2オンスクラスですが、(パーツの空気抵抗に負けない)キャストしやすいウエイトを考え、5/8オンスに設定しました

今後は、今まで以上にサイズ展開を考えていることは事実ですが、すべてのもが小さくなる傾向に向かうわけではありません

quiet funk  くぼた

シーズンオフにも拘らず新作を意欲的にリリースしているQF

本格シーズン開幕前に準備したいルアーが多い

今後の久保田ルアーに更なる期待が膨らむやり取りと感じた

あなたはどの様に感じたのだろうか

ご意見ありましたら、以下へどうぞ

machida-sansui@fork.ocn.ne.jp

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2007.01.08

渡部さんはトッパーですか?

トッパーという定義が良く分からないが、私は多分トッパーではない

バス釣りが大好きで、95%以上トップウォーターで釣りをする

何故そうするか?

バスを釣りの対象として捉えた場合、そのほうが自然と考えるから

私は、なるべくトップウォーターで釣りたいと思うだけ

行き当たりばったりで、釣りをする事がある

実績がある釣り場でも、初めての時は状況を知りたい

良く知っている釣り場でも、釣れない時がある 1匹釣る事で、バスの状況を知る事が出来る

深いのか浅いのか、元気なのかイマイチなのか、岸についているのか離れているのか・・・

1匹釣る事で、かなり情報を得られる

その情報から、同じ様なバスがトップウォーターで釣れないか考える

仮に釣りに行き、釣れなくても、それ自体怖い事ではない

かなり慣れている

とりあえず1匹などと言う感覚では釣りをしていない

より1匹でも多く、トップウォーターで反応させ、釣りたいのだ

そこまでしなくても良いのでは・・・とも言われる

そうかもしれない

でも、そこまで調べて釣りをしないと納得が行かない

考え方は人それぞれ

あなたはどうだろうか?

そこで、このルアー

私が釣りに行く時に必ず持っていくルアー

みんな定番品 定番カラー

何時でも補充できる 安心して使える

ウィグルワート・・・ミッドクランクとして最も釣っている 凄くブルブルする

シャドラップ・・・小魚が多い釣り場で良く釣れる ヌルヌル泳ぐ

サムズシャッドシャロー・・・シャローランナー 巻くだけでいい

ダイナモバズ・・・右回りと左回りを使い分ける ペラが回るとカツカツいう

これ以上浅いレンジのルアーはダーターやライブリーで対応できるので使わない

このプラグを見て共通点を見出せるか・・・

答えは簡単

全て固定重心

安定した釣果を出せるルアーの多くが固定重心

効果があるならトップウォーターでも重心移動のルアーがあっても良いはず

実際には存在しない

興味を引く存在であり、違和感が少ない存在でなければバスは釣りづらい

固定重心にはそんなルアーデザインの基本があるのかもしれない

最新のルアーが悪いのではない

あまりにもリリースペースが速く、消化出来ないのだ

自信を持って使えるルアー

トップでもアンダーでも構わない

あなたはどれだけバリエーションを持っているだろうか

多ければ多いほど、その人の釣りは奥深い

そんな釣り人になれればと思っている

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2007.01.06

今日もラインが話題になった

今日は夕方に戸田さんが来た

最近良く話す

色んな事を話したのだが、ラインの話になると、より一層真剣な話になった

「ナベさんはナイロン?PE?」と言う所から話が始まったのだが、まずは戸田さんの状況を聞いてみた

今までは太目のPE、ライトタックルには細めのPEにしているとの事

でも・・・

なんか気になると言う

アンディーのようにロッドを弾いて動きをつけるルアーを使うとPEの水きり音が気になると言う

表面積の大きいPEと真円に近いナイロンでは抵抗が違うのではないか・・・

この時期でも釣りに行く彼らの姿勢には頭が下がる

本気で釣りを考えている人は、必ずラインの事を気にしている

どちらがいいのかは分からない

現段階では、使い方次第と言う以外に答えは無い

やはり、真剣に「殺気」の話を書き続ける必要があると思った

何か意見のある方は、是非お聞かせ頂きたい

コメントでもメールでも構いません

宜しくお願いします

machida-sansui@fork.ocn.ne.jp

本厚木チームさん 今年も宜しくお願いします

神奈川地元の釣り場を盛り上げますよ

第一ターゲットは相模湖

相模湖といえば、おととい来店してくれたタカさんとその話になった

明日、時間があるときに書きますか・・・

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2006.11.12

殺気 その3

久々に殺気の話

ラインの張り方で殺気が伝わってしまうのではないか・・・

殺気が出ないように自然体で釣りをしよう!と言う所までいったと覚えている

今回はその先の話

ロッドを弾いてルアーに動きを付ける時、ラインテンションに変化がある

緩くなりピンと張る・・・ 緩くなりピンと張る・・・

人に聞こえるかどうかは別として、ラインは水を切り、音を発する

ラインと水の接点からは飛沫が飛ぶ

魚からすれば、違和感を感じているはず

ありえない違和感を感じてルアーに気分よく食らいつくとは思えない

なるべく、違和感を感じさせたくないと思うのは普通の人間の考え方

今思い出せば、ハトリさんの動かし方はロッドを上に弾いていた事が多い

意識しているかどうかは分からないが、トップウォーター創世記からの釣り人がなるべくラインテンションがかから無いようにしていると見える

ロッドを上に立てて動かすとロッドティップからラインがたれている

緩くなっても張ってもテンションはかかりにくい

魚がかかってしまった時にはフッキング時の不利は理解しやすい

でも違和感を感じずに反応が良くなるのなら、テンションは低い方がいい

棒引きしている時はもっとテンションがかかっているのだが、ラインテンションの変化は少ない

テンションがかかっていても釣れるのはなぜか

分からない でも・・・ひとつ気付いたことがある

基本ラインテンションが緩いときにロッド操作をしてテンションに変化を与えても魚は食いやすい

基本ラインテンションが高い時にロッド操作をしてテンション変化を与えたら魚は食いにくい

バスという魚が口を使うラインテンションの範囲を超えているから喰うとしても動きの合間合間のポーズ時位

そして棒引き時は比較的何時でも食いつける状況になっている

・・・・・・・・・・・・・・ ・・ ・ !!! 分かった気がする

考えをまとめると、ラインテンションの変化は少ないほどバスは反応しやすい魚なのかもしれない

棒引きルアーの場合変化は殆ど無い

これであたっているのかは分からない

眠くなってきました・・・

次は、ナイロンとPEの差を私ならではの見解で解説したい

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